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君島生花店(栃木県那須塩原市 花屋)ブログ

ポインセチアの置き場所などなど

2018年11月19日 12:33 PM

20181118

バタバタと毎日が忙しく終わっていきます

まだ年末には遠いですが、

店内がクリスマスの雰囲気になってくるとなんとなく気忙しい。。。

まあ

12月になればさらに気忙しくなるので1年中バタバタやっているのが現状です

花屋さんってそんなものです。(だと思います)

img_7909

Xmasよりまだ少し早い季節では

ミニサイズのポインセチアが人気です。

この時期が来ると お客様から「ポインセチアは管理が難しいわよね。。」

という言葉をかけられることが多くなってきます。

ポインセチア!と言って真っ先に思い浮かぶのは赤ですが、

この10年ほどで品種はどんどん増えてきました。

同じ赤でもイタリアンレッドという品種に代表されるような明るい赤、

ジェスターレッドという品種に代表される先がとがったタイプ

カルーセルという品種に代表されるフリルのような形で色は暗めの赤、

ウィンターローズという品種にだいひょうされる丸まっているタイプ。

数をあげればきりのないくらい赤があります

img_7900

また

赤以外にも

ピンク、オレンジ、クリーム色、レモンイエロー、白、

ジングルベルという品種に代表される赤地に白い班が入るものなどなど。

話は飛びましたが、

どうして管理が難しいわよね?と聞かれるかというと

とにかくここ数年のポインセチアの品種改良と店頭にならぶ美しさに

みなさん育ててみたいと思ってくれているのです。

でも 自分には管理できるのかな?とう不安が先にきてしまうのです。

前置きが長くなりましたが今日はポインセチアの管理方法を。

植物全般に言えることですが、

図鑑やインターネットで調べた育て方はたしかに間違いないのです

ただ、

育てる方は日本全国にいます。

その図鑑やインターネットで調べた結果を書いているひとがどこに住んでいるのかにもよります。

寒い地域に住む人が考える寒くない場所とは

暖かい地域に住む人が考える涼しい場所とは

ほら

違うと思いません??

やっぱり図鑑やインターネットで調べる プラス 地域のお花屋さんに聞いてみるというのが一番!

(ここでは店によって知識がないとかいうのはさておいてですが。。)

君島生花店が位置する栃木県北部は

一応関東ではありますが

よく南東北といわれるくらい寒さの厳しい地域です。

雪は降らないんです。あんまり。

ただ、乾燥していて気温が低くて風が強い。

読んでいるだけで寒そうでしょ!??

寒いんです。

そこに来て雪が降るわけではないので東北のようにどのおうちも二重窓、とか、暖房がばっちり とかじゃないんですよね。

よく東北方面からお見えになるかたが、栃木は東北より寒いよ、家の暖房これでいいの?と聞かれるくらい寒いですw

中途半端な設備しかない 中途半端な地域なのですwww

その辺のアバウトなところも

なんか栃木県ぽくていいかと思っていますがw

話が逸れました。

栃木県北部でポインセチアを売る花屋としてこの地域でのポインセチアのおすすめの管理方法。

ポインセチアの原産地はメキシコ。

それを考えただけで寒さに強いわけはありません。(これ重要)

☆置き場所条件その1☆ 寒くないところ(というよりあたたかいところ。具体的に言えば10度以上)

ポインセチアの色のついている部分や茎を折ってしまったとき白い樹液が出るのをみたことはありませんか?

あの樹液は結構「毒」なのですが

その樹液が葉や茎につくと葉や茎が傷み、ひどいときは枯れてしまう原因になります

というわけで

☆置き場所条件その2☆倒したりぶつかったりしないようなところ。風の当たらないところ(折れたり当たったりすると白い樹液がでます)

風の当たらないところということは

暖房の温風が当たる場所も厳禁です!(これポイント)

ポインセチアは土の上の部分からは想像できないくらい根っこが小さいです。

ちいさな根っこで上の大きな苞を支えています

ということは根を傷つけないことが条件になります

つまり

水やりしすぎると根がきれてしまいます。

☆置き場所条件その3☆乾燥気味のところ(水をやりすぎることも厳禁)

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ポインセチアの管理まとめ

①寒くないところ

②風のあたらないところ

③乾燥気味のところ

ドアのところ、部屋の出入り口や寒い廊下、玄関を避け

部屋のなかでも暖房の温風が当たらないような場所におき

乾燥気味に育て

水やりはしすぎない。

ちなみに水やりをする日は午前中はやめの時間にする。

午後になってしまったらその日の水やりはあきらめて翌日の朝にしてください。

根っこに水が到達するまでには時間がかかるので

人の体感で暖かいと感じる午後に水やりをしてしまうと

ポインセチアの根に水がいく時間帯が夕方以降になってしまいます

寒くて枯れてしまう原因になりますので覚えておきましょう!

ちなみに

ポインセチアの色のついている部分は花ではなく「苞」(ほう)という部分で

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花の部分はこの中心にあるちいさい黄色い部分↓

img_7901

なのです。だから苞を長く楽しめるお花です。

翌年の育て方については

「ポインセチアの短日処理」と検索すればたくさんでてきますのでそちらを参考に。

短日処理は全国共通なので大丈夫。

置き場所は地域によって多少の差がありますのでこれを参考にしてくださいね

とまあ長々とおつきあいいただきありがとうございました。

すっきりしました!

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